
エカテリーナ宮殿 サンクト郊外プシュキンにて
2014年9月16日

宮殿外での一枚。
敷地内にて宮殿正面。ロマノフ王朝時代に好んで用いられた、プラッシャンブルー色(トルコブルー)の外観。
日頃は、一日に一万五千人の観光客が訪れる人気の宮殿。この日は、ラッキーなことに貸切で案内していただきました。
サマーパレス(避暑地)なので、エルミタージュ(ウインターパレス)のエントランスに比べるとシンプル。
とはいえ、中に入れば金づくしの豪華絢爛ぶり。
琥珀の間、床壁天井全て琥珀づくしの象嵌・・・圧巻です!
いかにも、ロシアテースト、赤と金。
女帝エカテリーナが好んだ金尽くしのロココ調は、子供たちの世代では不興だったそうで、英国のウエッジウッドが流行ったリージェンシースタイルに作り変えられた部屋もありました。
エカテリーナは一日に十回以上もお召しかえする習慣があったので、年間数千着、そしてそれぞれに合わせた数々の靴を仕立てさせていたそうです。聞いただけで疲れますが。
栄華を極めた時代にかしずかれる女帝エカテリーナ。
