Midori Nishiura
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お茶の水女子大学リーディング大学院推進センターの集中講義で学生たちに課外授業を、続編!

2016年7月30日

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防衛省の市ヶ谷記念館に続き、土曜日には、ホテル椿山荘東京の落ち着いた雰囲気の中、課外授業をしました。コミュニケーション能力とは、すなわち外交力であって、たとえ外交官を目指すのではなくても、グローバルリーダーシップを身につけようと私の講義に来ている、優秀かつ、志に燃える理工系女子たちには、不可欠な要素です。なぜなら、海外で、学会があるときには、発表だけでなく、その前後のランチ、レセプション、ディナーと、交流をかねた仕事に直面することになるからです。どんなに立派な学術発表を成し遂げても、発信力に劣ったり、人間力が乏しく、様々な文化背景の方々との新たな出逢いを上手くこなせないようでは価値が半減してしまいます。世界へ出て行ったとき、いつも自国を代表しているといった自覚を持ち、品格のある考え方、行動を意識しなくてはなりません。交渉事も、相手が思わず引き込まれるような説得力があるでしょうか。そうしたことを、今回の「グローバルリーダーのための必至な国際教養(リベラルアーツ)」コースの最終日講義に、「歴史も動かす~英国流アフタヌーンティーを駆使した巧みな外交戦術、イギリスの事例から学ぶ」として、お話ししました。
いつも、しっかりとサポートしてくれている、副センター長の高柳教授、リーディング室の小田中さん、深野さん、小室さん、みなさまにも感謝!

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この講義では、立ってプレゼンといういつものかたちをとらず、ひととおりの私からの講義のあとは、この場に相応しく座ったまま自由に交流、発言してもらいました。学内でも出逢うことのない様々な学部の学生どうしが交流を持つこともでき、そして海外に行ったときも、健全な競争力を保ちながら異文化交流、意見の異なる人たちとも建設的、かつ各々の持ち味にあった説得力を発揮できるための練習の場となりました。何より嬉しいのは、学生たちが嬉々として楽しみながら学習できたこと、そして、それに気づき、喜んでくれたことです。宿題もきっちり出しましたので、提出結果が楽しみです!みんなで記念撮影。ホテル椿山荘東京のスミカワさん、お世話様でした。一同、大満足。季節感たっぷりのトロピカルアフタヌーンティーは、通常、ロビー階にあるロビーラウンジ、ル・ジャルダンでいただけます。椿山荘の看板的な素晴らしいお庭の見えるところです。今回は、特別に別のお部屋を貸し切り提供していただきました。参考までに、メニューは下記。
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