「宇宙と芸術展」森美術館にて内覧会とレセプションに行ってきました。

2016年7月29日

いつ訪れてもエキサイティングな森美術館ですが、今回は、「宇宙と芸術展：かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」がオープン。
エントランスからして、まるで宇宙に招き入れられるようでワクワクします。


この展覧会の特色は、宇宙をサイアンスとして扱うだけでなく、様々なフォルムのアートと融合させ、新たな宇宙観、人間観を提示しているというところです。たとえば、「かぐや姫は、宇宙人だったのかも？」といった視点でも古来からの最大関心事だった宇宙に注目。面白い世界が創られています。
時間をかければかけるほど、虜になる展覧会なのは、好奇心がかき立てられるような問いかけが随所にあるからでしょうか。
来年の１月９日まで開催されますが、その間、何度も足を運びたいと思うほど。超オススメです！

隕石から造られた刀、その名も流星刀。（國宗作）来館願望が盛り上がるように、ほんの少しだけ展示から紹介いたします。

トム・サックス作の、ザ・クローラー。スペースシャトル「チャレンジャー号」の模型です。ご存じのとおり、１９８６年に打ち上げられたものの、７３秒後に空中分解という事故が起きてしまいました。アメリカ国民にとっては、忘れられない悲しい出来事でしたが、サックスは、この作品で自分の宇宙に対する夢を実現させたとのことです。

森美術館長の南條史生さんは、開会に際して、この特別企画展覧会の見所や魅力について語られました。

森美術館アソシエイト・キュレイターの椿　玲子さんを囲む参加アーティストのみなさん。

夕暮れ時、夕日が沈み、夜に移行するステキな一瞬。マジックアワーといいますが、日本語では差し詰め「黄昏」「薄暮」とでもいいましょうか。レセプション会場の六本木ヒルズクラブからの眺めはどの角度も最高。