Midori Nishiura
ALL SEASONS
春夏秋冬
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バッキンガム宮殿のガラディナーに招かれ行ってきました。

2017年9月7日

BP Gala Dinner

母校、英国王立音楽大学では、国際日本大使を拝命していますので、在学中から続けてきました基金集めでいろいろな企画をしてまいりました。今回のモア・ミュージック・キャンペーンでは、ヴィクトリア王朝時代に建てられた校舎の建て替え資金調達のために奔走いたしております。日曜日の夜11時より、NHK総合にて「女王ヴィクトリア 愛に生きる」の史劇シリーズが放映中です。そこにもよく街並みや建造物が登場するのですが、当時は赤レンガの重々しい建物が多く見られ、それはそれで厳かではありますが、経年により建て替えが必要となりました。当時のファサードを残し、後ろに美しいコートヤードを含む高層ビルを建てる計画です。歌舞伎座のファサードを残して後方に高層を建てたのとアイデアは一緒です。ちなみに、英国王立音楽大学は、ヴィクトリア女王の夫、プリンス・アルバートの立像があるすぐそばに位置しています。
12歳で英国に渡りましたが、恩師や大勢の御心豊かな方々のお蔭でたくさんの恩恵に与かりました。子どものころに、いやいや入れられた女子ボーディングスクール、バトルアビー寺院も昨年、950周年を迎えましたので、大学のみならず、何かと繋がりの深いイギリスです。母校に限らず、長年にわたって様々な基金集めにも奔走してきた中、今回は皆さまのお蔭ですでに9ミリオンポンド(日本円で14億くらいでしょうか)集めることができました。2月には、チャールズ皇太子殿下主催のもとバッキンガム宮殿にて、大口寄付者支援者の皆様をお招きして感謝のガラディナーを成功させることができました。今までは、お呼ばれするばかりでしたが、今回は、お迎えする側にまわり、コミティーメンバーと一緒に別室で殿下に御挨拶。その時の写真がこちらです。バッキンガムは2度目ですが、今回は前回よりも増してこれぞ晩餐会!といったお洒落でステキなものでした。(チャールズ皇太子殿下と私の間に写っているのは、貴族院議員兼テレグラフグループ上席役員のブラック男爵。殿下より許可を得て掲載)
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英国王立音楽大学の正面から見たこちらの写真と次のニュープラン図は、RCMモア・ミュージック・キャンペーン ブローシャーより転載。
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HMQM and me
母校に対する貢献を評して賞を授けてくださいました今は亡きエリザベス皇太后殿下(クイーンマザー)は、長きにわたって総裁をつとめられました。振りかえれば、かれこれ、二十数年間の積み重ねによって得た信頼関係やチームエフォートの賜物がこの賞です。我々の生きる社会では、音楽は平和の象徴、国境、人種を超えて多くの人々、社会を潤しています。ですが、こうした取り組みは、ただただ音楽振興に留まらず、世界を震撼させているテロ問題対策にも貢献しています。といいますのは、若者がインターネットを通じて、あるいは勧誘によって知らず知らずのうちにテロリスト集団に引き入れられた場合、その凶暴洗脳をとく療法として、一流の美しい音楽を集中的に聞かせるという治療方法が高く評価されているのです。
ちなみに、現在、英国王立音楽大学は、ガーディアン紙音楽大学ランキングで英国では一位、世界では二位の位置づけです。
学生のころから今までの間、殿下よりいろいろな宮殿、お城での晩餐会に招んでいただきましたが、それぞれ想い出深く印象に残っています。ウインザー城にて開催されたお誕生会ディナー、セントジェームズ宮殿(クラレンスハウス)、バッキンガム宮殿、ケンジントン宮殿(新婚当時)、すべての晩餐に音楽の演奏が伴っていたのは言うまでもありません。これからも音楽を通じて、世界平和を祈念し、我々の生活の彩、癒し、精神衛生向上のためにも大きく寄与できるように、超一流音楽家育成と音楽振興につとめてまいります。

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