～２１世紀の新しいビジョンに向かって～ＣＳＩＳ主催シンポジウムに出席。

2015年7月9日

２０世紀のグローバル・ヒストリーの省察として、錚々たるパネラーのもと、戦略国際問題研究所（CSIS）がシンポジウムを開催しました。戦後７０年を迎え、あらゆる議論がされている中、２０世紀とは？世界的大事件は？何を経験したのか？等々、それぞれの国の視点を掘り下げつつ、２１世紀の向けての教訓に伴った新たなビジョンを考える、良い機会でした。
マイケル・グリーンCSIS上級副所長兼アジア・日本部長/ジョージタウン大学准教授のリードで、各パネリストから「アジアの視点から見た２０世紀のグローバル・ヒストリー」が語られました。

ジョン・Ｊ・ハムレCSIS所長兼ＣＥＯ兼プリッツカー・チェア/ブレジンスキー戦略地政学研究所所長は、第一部で「世界的な視点から見た２０世紀のグローバル・ヒストリー」と題したテーマで各パネラーからそれぞれの論説を聞いた上でディスカッションをリードした他、最後のまとめも解りやすく解説。全体の良き要役でした。

安倍総理も挨拶に駆けつけ、日本の立場として力強いメッセージを堂々と発信しました。

今回は、一聴衆として参加しましたが、日頃、学生たちに国際関係＋コミュニケーション論を説き、世界に通用する説得力を持った発進力の大切さ、女性リーダーシップなどを教えている私にとっても、たいへん有意義であり、学びの多いシンポジウムでした。十数年来の会員でもある、国際問題研究所（JIIA）の協賛です。