Midori Nishiura
ALL SEASONS
春夏秋冬
frame

東京都美術館「生誕300年記念 若冲展」内覧会に行ってきました。

2016年4月21日

mekata jakuchu

18世紀に活躍した伊藤若冲が、京都の青物問屋に生まれたことは有名ですが、日本画の巨匠、尾形光琳が亡くなった年に生まれたので美術界には新たな天才の誕生、吉報と、私は勝手に受けとめています。
近年、幅広く若冲ブームがわき起こっていますが、大胆さ、自由闊達、ユーモラス、時代を超えて、いろいろな要素が我々を魅了してやまない理由でしょうか。5月24日まで、企画展示室にて開催中です。今までになく、作品の一同を集めた、真の特別展です。これを逃しては大変な損失!私は、2度、足を運びましたが、何度観ても、新たな発見に喜びを感じます。館長の、真室佳武さんから、熱き想いが語られ、引き込まれるようでした。

jakuchu price
若冲コレクターとして日本でもお馴染みの、プライス夫妻もアメリカから来日され、テープカットに参加しました(中央)。真室館長に続き、日本経済新聞社の岡田社長、NHKの籾井会長、岡田美術館の小林 忠館長、美術史家の辻先生からも、それぞれ貴重なお話しとご挨拶がありました。

inu
多くno
方々に来場していただきたいので、主催者のお許しの元、一作だけここにご紹介します。私の大好きな、百犬図です。特に、中央にいる白い犬の前足を上げているポーズは、本当にコミカルで愛らしく、犬の特徴も表現されています。

frame
shadow