Midori Nishiura
ALL SEASONS
春夏秋冬
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恒例 京の巧芸陶舗「東哉」主催 四季を楽しむ料理教室に参加。

2016年2月21日

haruyo

母娘で贔屓にしてきたお気に入りの東哉さんは、昨年の雑誌連載「25ans」9月号でも紹介しました。今回は、銀座うち山の店主、内山英仁さんを講師に、桃の節句にちなんだお献立を数品、教わりました。もちろん、お勉強のあとは、お食事会。写真は、「日本の五節句」など、伝統的催事・風習の由来や、器にまつわる講義をしてくださった東哉銀座店の松村春代さん。東哉現当主の妹さんです。

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東哉先代作の雛人形。御簾も古い物だそうです。京の町も、天子南面ということで、御所に天皇様が南を向いて座られるので、東側が左京区、西側が右京区。なので、お内裏様を、今でも京都では雛人形の左側に飾るということも、春代さんに教えて頂きました。

terrine
内山さんが、ひじきのテリーヌの出来上がりに包丁を入れるところ。ひじきは、あまり進んでいただく食材ではなかったのですが、和風テリーヌにするとホント美味しい!簡単に作れるのにも嬉しい驚きでした。

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テーブルセッティング。漆と京焼が見事に調和しています。

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美しい器たちに盛りつけ例。手前のが、ひじきの和風テリーヌ、椿の葉をあしらって。左上は、切り干し大根と三つ葉、貝柱の吉野煮。こちらも、ビックリするほど簡単に作れる一品でした。苦手な切り干し大根が、魔法のように美味しくなって・・・。右上は、鳥手羽先の酒煮、菜の花を添えて。こちらは、我が家でもよく作る人気のひと品と同じ。うちでは、田酒で炊きます。

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和風ローストビーフをまとめ盛りに。こちらも我が家の定番ですが、うちのは基本材料に、みかんの皮なども入れちゃいます。邪道かな?写真の付け合わせは、新じゃがの素揚げに、芽キャベツ卵黄身まぶし。さすが、内山さんです!器も見事に映えて。

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記念撮影。左から、銀座うち山の内山さん、助手をつとめた佐藤さん。なんと、高校生で、すでに就職も京都某店に決定。今後が楽しみです。東哉の松村春代さん、私。本当に、至福の日曜日でした!

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