Midori Nishiura
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国際交流基金日米センター/安倍フェローシップ25周年記念シンポジウムに行ってきました。

2016年11月15日

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「激動する世界と我々の未来」と題した、錚々たる論客たちが勢揃いしたこのシンポジウムは、国際交流基金日米センター、米国社会科学研究評議会と共催、外務省、アメリカ大使館後援のもと開催され、たいへん中身の濃い、有意義な内容でした。安倍フェローシップ紹介ビデオが上映された後、安藤裕康国際交流基金理事長が、力強い開会の挨拶をされました。特別ビデオメッセージで参加者に語りかけるジョージ・シュルツ元米国務長官のウイットに富んだ心温まるメッセージに、会場の雰囲気がより一層、盛り上がりました。
その後、「世界の変化と日米パートナーシップ」というテーマでは、日米関係の第一人者として代表格のお二方、岡本行夫先生(岡本アソシエイツ代表)と、ジェラルド・カーティス先生(コロンビア大学バージェス記念名誉教授)が相次いで講演、米国大統領選の勝敗因の分析も交えた素晴らしいお話がありました。引き続き、特別対話として、田中明彦先生(東京大学教授)、シーラ・スミス女史(外交問題評議会上級研究員)、添谷芳秀先生(慶應義塾大学教授)のお三方が、専門家としてそれぞれのオピニオンを披露しました。
残念ながら、急な案件で退場せねばならず、休憩を挟んだ後半は、聞くことができませんでした。
しかしながら、「変化する大国間関係とグローバルガバナンス」、「国境を越える経済・金融システム」と、タイムリーなテーマで、それぞれのエキスパートによるディスカッションによって充実した展開になったと聞きました。
25周年に相応しい、重厚感あふれるシンポジウムの成功でした。

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