イタリア宇宙機関（ＡＳＩ）総裁のバティストン教授と面談。

2015年10月13日

ローマ中心部から車で４５分ほど、新しいＡＳＩの本部で、昨年、総裁に就任したバティストン教授と、世界の宇宙コミュニティーの可能性や、協調について、または方向性などについても、ざっくばらんな会談をしました。共同研究開発などについても、対日本だけでなく、それ以外の計画や希望についても、幅広くお話しを伺い、私の考えも伝えました。ここでは長くなるので、具体的な中身は別の機会に触れるとして、話が弾んだのは見ての通り、細やかな気遣いをスマートに・・・という完璧な紳士でいらっしゃることに居心地の良さを感じました。

たとえ堅い話をしていても、ウイットに富んだ話術は、海外ではエリートの証です。バティストン総裁は、フランス宇宙庁のルガル総裁同様、コミュニケーション能力も抜群です。お陰様で、有意義な会話が永遠と続いてしまいます。

終了後、館内の食堂へ広報担当のアリゴさんとランチに。カラフルで、明るい気持ちになるインテリア、気分転換に最適です。

何でもあります。ワインも。グラスもありましたが、紙コップでグラスの洗い物を増やさないためにささやかな協力？夜も、別グループとビッグディナーが予定されているのに、こんなにいただいても大丈夫かしら（笑）。

中庭は、水が見えるので、気分が落ち着きます。コーヒーは、別室にバールがあり、そこで思いっきりイタリアンなダブルエスプレッソをキュッと。一気にワインの気だるさがとれて、仕事モードに。

エントランスには、オリンピックの輪のようなものがオブジェとして高い天井からたくさんぶらさがっています。地震がある日本ではできないこと。