「江戸前鮓　銀座荘石の築地市場お買い物ツアー」を満喫

2016年7月4日

近々、移転する築地市場。特に魚市場は、日本最大でもあり、世界中の市場と比較しても、これほど清潔、整然とされた、また豊かな市場があるでしょうか？早朝からターレットが行き交い、水揚げ直後の新鮮な魚介類が所狭しとふんだんに並べられています。場内仲卸は、プロの買い付け人たちで賑わっており、ここはまさに職人さんたちの聖域です。
日頃は、個人では立ち入ることのできない場内も、長年、築地市場のベストを仕入れてきた「銀座荘石」さんの取り計らいにより、仲卸業者を中心に、場内・場外を案内してもらいました。
この、築地市場お買い物ツアーは、下記から申し込みができます。最後は、ランチタイムを、美味しい江戸前鮓に舌鼓を打ち、疲れも吹き飛びます。体験の価値、大有りです！
江戸前鮓　銀座荘石www.nishitani-sushi.com/

先ずは、近くの波除稲荷神社http://www.namiyoke.or.jp/で待ち合わせ。万治２年（西暦１６５９年）に社殿を建て祀ったところ、波が収ったとか。

周りを見渡せば、高層ビルだらけ。建物も老朽化して地震を考えると・・・移転も時代の流れでしょうか。

パーレットが、引っ切りなしに行き交います。雑然の中の整然？しかも、清潔。

大好物の海の幸が並びます。平貝殻付き、赤貝殻付き、描きたくなるほど美しい車海老、毛蟹と、何処で何を買うか・・・銀座荘石の紅林さん、小笠原さんにアドバイスをしてもらいます。

和洋中、どのようなお料理になっても大好きな鮑は、大仲さんに見事なのがありました。

こちらはイガうにですが、実際購入したのは、山福さんの三陸の赤ウニ。萩の赤ウニも美味ですが、山福さんのも格別でした。

まぐろを解体するときに使う長～い包丁。お手入れを丁寧にしているところをキャッチ。愛情が感じられました。

魚市場から出て、今度は青物市場へ。早速、珍しい物を発見、ピラミッド型のスイカです！

それから、紫色のカリフラワーも！洗っても色落ちしません・・・の表示が。フラワーアレンジメントの一部に使ってもステキなテーブルデコレーションになるはず？

場外に出ると、外国からの観光客で賑わっていました。ここでは、誰でも来て買い物ができます。

場外出口近くに、圓正寺が。初めは、深川あたりに、その後、浜町へ移転。明暦大火で築地、今の土地に築地本願寺とともに来たそうです。

通りに出ると、直木賞・芥川賞の選考、発表がなされる場所として有名な料亭　新喜楽が佇んで。

最後のお楽しみ・・・荘石で美味しいお鮓を握ってもらいます。築地市場を見学したばかりですから、いつも気にも留めずにパクパクいただいていたお鮓が、とても有難く、貴重に思えました（笑）。紅林さんが、タイミングよく出してくれます。歌舞伎座に行くときも、幕間でいただくちらし鮓のお弁当を頼むお気に入り店。ワインとお鮓のマリアージュでも定評があるので、いろいろな楽しみ方ができ、女性同士でも気軽に使えるお店です！